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執筆者の写真Taira Junichiro

トレーニングコンセプト

更新日:6月15日

1.関節安定


関節は凹と凸で成り立っており、それぞれが噛み合った状態になることで骨で安定します。

関節本来の安定性が損なわれると、関節がグラグラ動いてしまうため、動かないように周囲の筋肉は過剰に努力して関節を固め、筋肉は硬くなってしまします。



「柔軟=筋肉をほぐすこと」と思っている人が大半かもしれません。



しかし実はカラダが硬い根本的な原因は筋肉ではないのです。


ある部分の筋肉が硬くなっているということは、その筋肉でカラダを支えているという証拠です。


いくらほぐしても、再び支えなくてはと元に戻ってしまいます。



まずすべきことは、関節が無理なく支え合い、インナーマッスルが働く状態を作ること。



そうすると無駄な力が抜けて柔軟性が向上し、力を入れやすく怪我をしにくい、しなやかなカラダに近づくことができます。



セッションの始めに、骨で安定し無駄な力が抜ける状態を目指します。





 

2.脊柱柔軟性


脊骨はS字の弯曲が減少することで動きが制限されます。

脊骨のS字弯曲の目的は、重力・床反力(地面を押すことで地面からから返ってくる力)を干渉することにあります。

 

そのためS字弯曲があることで大きな反力を受けられることになります。


反力を干渉できない身体では怪我をしやすいだけでなく、最大限力を発揮できない身体となってしまいます。

 

背骨を柔軟に動かせることで、自身の力を最大限に発揮しやすくなるため、怪我をしにくい身体、最大限力を発揮するには脊柱柔軟性が必要です。






 

3.連動性


体幹と上肢、下肢が連動することで、体幹の力を腕や脚に伝えることができ、効率良く力が発揮できるようになります。


腕を動かすことで肩甲骨は動き、その動きは肋骨・背骨を通して下肢に伝達されます。その逆も然り。


その伝達がどこかで滞ることでその力は減少してしまいます。


腕や脚を動かす時に全身が連動することで、作り出されたパワーを滞ることなく発揮することができます。




 

4.動作改善トレーニングとは


競技力を向上を目的とするトレーニングでは、筋力を強化することはもちろんのこと動作を改善するトレーニングも必要となります。


素早く動く、あたりに強くなる、遠くに投げる全てにおいて筋力が必要となり、適切な負荷により筋力トレーニングを行うことで競技力向上が見込めます。


動作を改善するトレーニングでは、


獲得したい動作に対して効率的な動作を獲得すること


を目的として行われます。



そのため、フォームの適正化には運動が滞る部分を改善し全身の連動性を獲得する必要があります。


筋力トレーニングは主に鉛直方向の力発揮が主となりますが、水平方向や横方向への力発揮では足関節および股関節がその動作を担うことから可動性および連動性を獲得する必要があります。


鉛直方向への力発揮同様に、適切な方向に出力することを目的としてトレーニングを行います。また各関節が適正な範囲内で安定することで、より上位の力発揮が可能となることから、各関節の安定化トレーニングが必要となります。





動作改善トレーニング


動作改善トレーニングでは


適切な方向に適切なタイミングで適切に出力する


ことを目的とします。



そのためトレーニングでは、バランス・認知・知覚・コーディネーションなどの様々な感覚器を働かせることが重要となります。


身体を適切にコントロールするには筋力に加えて、神経系にアプローチすることで身体を動的にコントロールすることが可能となると考えます。


動作改善トレーニングでは

✔︎可動性が低下している部位の改善

✔︎各関節の安定化を図る

✔︎多関節を連動させる


以上の改善を図り、身体を適切にコントロールするためのトレーニングを行っていきます。




 

理学療法士によるパーソナルトレーニング


医療の現場でも用いられる徒手療法にて、筋・関節の状態を適正化させることで力が入りやすい状態を目指します。

関節が安定した状態で、身体の連動性を高めるトレーニングにより、適切なタイミングで適切な方向に、適切な力を発揮しやすい状態を獲得します。

 

​身体機能を高めることで、効率的な動作習得を目指します。



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